春香Pの雑記

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ヨーロッパ旅行記5(ウィーン、1/31)【ベルヴェデーレ、シェーンブルン宮殿、シュテファン大聖堂】

4日目、プラハ編はこちら!

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5日目はウィーン。

お目当てはとにかくハプスブルク家の史跡!

神聖ローマ帝国の皇帝を輩出し、絶大な力を誇ったハプスブルクの宮殿を巡ってみた。

まずベルヴェデーレ。女帝マリア・テレジアが購入して以来、ハプスブルク家の宮殿として使われたらしい。ロココ式、造形がいいよね。

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現在は美術館として使われていて、近代以降のコレクションを中心に展示をしている。

中でもテンションが上がったのはこれ、《アルプスを越えるナポレオン》!

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ナポレオンが宮廷画家のダヴィドに描かせた作品で、世界史の教科書には必ず載っているくらい有名だ。プロパガンダの意味もあってだと思うが、めちゃくちゃカッコよく描かれている。

正直、オーストリアにあるとは思っていなかったので、びっくりした。でも美術館で「え、こんなところにあるの!?」っていう作品に出会った時嬉しくなりませんか?僕はなります。

調べたところ、ダヴィドはナポレオンの命で5枚この絵を描いていて、そのうちの1枚がここにあるのだとか。

 

オーストリア出身だというクリムトの有名作《ユディト》と《接吻》
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美術音痴の自分にとって、このユディトは美空ひばりにしか見えない…

 

ここからの4枚は好きだった作品。リアリズムになるのかな?
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特に船の絵が好き。

色鮮やかな発色と、遠目には写真のように見えるけど近づいたり拡大すると明らかに絵の具で描いてる感じが好き。

ベルヴェデーレの外観と庭。

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センスいい。

 

昼食

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まあまあ。値段を考えるとやや割に合わないかも。

 

昼食後、シェーンブルン宮殿へ。
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びっくりするくらい横に長い。

内部は写真が撮れなかったが、非常に楽しめた。オーディオガイドで各部屋の細かい解説を聞くことができる。

・各部屋が豪華絢爛だが、派手すぎず品がある感じがした。

オーストリア=ハンガリー帝国最後の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の生活ががうかがえる展示が印象深かった。妻や息子など愛する家族を次々と失う悲劇に見舞われ、国を第一次大戦へと導いてしまったものの、自らに厳しく政務を行う姿からか、国民の敬愛を受けているようだった。

ウィーン会議ケネディフルシチョフの対談がされた部屋など、歴史的な事件にまつわる場所がある。ロマンを感じた。

少し登った丘からの写真。
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最後に、シュテファン大聖堂を訪れる。

ゴシック式の大聖堂で、荘厳な感じ。黒基調なので余計そう感じるのかもしれない。
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(前日の夜はチラッと来た時はライトアップされていて、こんな感じだった)

タワーに登れるというので、登る。

途中、屋根が見える。色のついたタイルで神聖ローマ帝国の紋章である双頭の鷲が描かれていた。
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ウィーンの街並み。
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まだまだ奥の深い街だという感じ、1日では足りなかったかな。

 

次はブダペストへ!